OCC(イメージ)特殊ケーブルを用いた防災対策事業で大切な命を守る大規模な地震の発生時には観測機関や行政、そして住民へ地震の情報のみならず津波の情報を迅速かつ正確に伝えることが重要です。2011年に整備が始まった日本海溝海底地震津波観測網にはOCCが製造したケーブルが使用されています。また、観測データをリアルタイムで伝送し、監視や地震調査研究に活用する世界初の海底観測網の整備事業にも参加しています。海洋観測や資源エネルギー探査に使用される製品の提供では豊富な実績を活かし、お客さまのご要望に応じたカスタマイズや技術提案が可能です。OCCは地震津波観測システムや海洋資源観測システムなどのケーブル製品のほか、広範なシステムインテグレーターとしてのサービス提供にも力を入れ、防災や減災、海洋観測、海洋開発の分野にも積極的に進出しています。世界の「今」を光の速さで伝え、情報通信の基盤を支えるパソコンやスマートフォンで見る動画。遠い国で行われているスポーツの試合をリアルタイムで視聴する日常。ここでも光海底ケーブル網が活用されており、日本に届けられる情報のほとんどは光海底ケーブルを通して伝送されています。OCCは高い性能と耐久性を求められる光海底ケーブルの技術を陸上のケーブルにも応用し、増大していく通信容量にも対応する高品質な製品を提供しています。防水・防湿性、耐圧性、耐鳥獣害性に優れた細径金属パイプ(M-PAC)光ケーブルなどの製品を始めとし、国内外を問わず、設置する場所を選ばず、多様なインフラ整備に応えるケーブルの提供から敷設・架設まで、OCCはネットワーク環境の構築をトータルにサポートしています。地震津波観測網
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