株式会社OCC

情報通信事業Telecommunication

Telecommunication

導入事例

ネパールDullu市(公益財団法人KDDI財団 様)

プロジェクト:APT EBC-J Category 2 Project in Nepal

2019年5月、KDDI財団様およびOCCがネパール通信省経由でAPT(アジア・太平洋電気通信共同体)に共同提案し採択されたパイロット構築プログラムに於いて、ネパール西部山岳地帯のDullu市の光ファイバ網構築にM-PACケーブルをご採用いただきました。ITU-T L.1700(デジタル・デバイド解消を目的に低コストで通信インフラを構築するというITU勧告)のコンセプトの元、現地の環境に合わせて村人によるDIYで敷設されました。これにより、市内の役所、病院、小学校間に超高速LANの使用が可能となり、また病院と診療所の間で遠隔医療サービスの試行を開始することができました。

APT EBC-J Category 2 Project in Nepal
APT EBC-J Category 2 Project in Nepal

奈良県内水力発電所
導水路内光ケーブル敷設工事
(関西電力 奈良支店様)

プロジェクト:奈良県内水力発電所 導水路内光ケーブル敷設工事(関西電力 奈良支店様)

高野龍神国定公園を有する自然豊かな奈良県南西部では、自然景観を損なわないように敷設された光回線が台風や土砂崩れ等で不通となるトラブルに以前から悩まされていました。このような背景から、「非常用光回線を兼ねた既設回線とは異なる別ルートを構築するため、水力発電所の導水路内に水中でも使用できる信頼性の高い光ケーブルを敷設したい」とのご依頼を関西電力様からいただき、2013年5月M-PACケーブルを本案件にご採用いただきました。

奈良県内水力発電所 導水路内
奈良県内水力発電所 導水路内

有線と無線の組み合わせによる二つのデジタル・ディバイド地域の課題を解消する研究開発

プロジェクト:戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)

東北地方に多数存在する地上波デジタル放送および高速インターネットのサービスエリア外で、電柱や電線管路の工事を省き、住民自らが光ファイバケーブルを小川や側溝、山地などに直埋設することによりネットワーク敷設コストを抑えることで、過疎地域の情報格差の解消を目指す研究開発にM-PACケーブルをご採用いただきました。2009年~2010年にかけて岩手県北上市更木地区で実施された検証実験では学生の皆様が中心となり敷設工事が実施され、雪深い同地区で降雪、雪解けなどの環境下でも住民の皆様に地上波TV放送および高速インターネットのサービスを提供することができました。

(左)村田 嘉利 教授 (右)岩手県北上市更木地区
(左)村田 嘉利 教授 (右)岩手県北上市更木地区

トムラウシ携帯用伝送路整備
(北海道 新得町 様)

プロジェクト:トムラウシ携帯用伝送路整備

2011年3月に、新得町様が一般の携帯電話が利用できなかった大雪山国立公園内トムラウシ山地区に、情報格差の是正、および災害時などの緊急連絡手段の確保を目的に、新得町市街地にある携帯電話大手3社様の基地局からトムラウシ温泉国民宿舎東大雪荘までの62.2kmの光ファイバ網に、細径・軽量であり耐環境特性、特に耐鳥獣害特性に優れたM-PACケーブルをご採用いただき構築されました。

(左)トムラウシ山 (右)ケーブル敷設ルート
(左)トムラウシ山 (右)ケーブル敷設ルート

ブータン王国にM-PACを納入しました(公益財団法人KDDI財団 様)

プロジェクト:Part of APT J3 Project in Bhutan

2013年3月に、KDDI財団様がブータン王国通信省と共同でAPT(アジア・太平洋電気通信共同体)に提案し採択されたパイロット構築プログラムに於いて、Shengana村に構築された光ファイバ網にM-PACケーブルをご採用いただきました。これにより、村内の役所、病院、小学校の高速インターネットの使用が可能となりました。電柱などのインフラが十分では無い環境で、細径・軽量であり耐環境特性に優れたM-PACケーブルは、現地の環境に合わせて、皆様の手により安全・容易に敷設され光通信サービス構築に役立ちました。

ブータン王国にM-PACを納入しました(公益財団法人KDDI財団 様)

博多駅地下街 
携帯電話不感地区対策
(公益社団法人 移動通信基盤整備協会様)

敷設場所:博多駅ビル地下街、地下駐車場

移動通信基盤整備協会様では、地下街の移動通信を可能にする為の移動用中継施設の整備を行っております。博多駅地下街では、大手携帯会社4社様により、電波遮へい対策事業を行うことで、不感対策エリアを携帯電話利用可能とし、より高速で、より確実性の高い音声およびデーター通信が可能になり、スマートフォンも快適に使用できるようになりました。光伝送装置から端末中継装置をつなぐ光ケーブルに、細径・強固なM-PACケーブルを採用いただき、さらに電源とM-PACケーブルを複合化することで、施工性を向上した複合ケーブルにて納入させていただきました。

博多駅地下街 携帯電話不感地区対策 (公益社団法人 移動通信基盤整備協会様)

携帯基地局 鳥獣害対策
(株式会社NTTドコモ 四国支社様)

プロジェクト:携帯基地局鳥獣害対策工事

山間部の携帯基地局では、リスやムササビなどの齧歯(げっし)類により、光ケーブルがかじられる、またキツツキなどの鳥類によるケーブル損傷により、ケーブル被覆部分に穴が開くなどの被害が発生しています。NTTドコモ四国支社様は、山間部へも多くの基地局を建設・運営されていることから、光ケーブルの損傷によるネットワーク被害を未然に防ぐことを目的とし、基地局における鳥獣害対策として、細径・強固で施工性に優れるM-PACケーブルをご採用いただきました。

鳥獣による被害状況
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