有線と無線の組み合わせによる二つのデジタル・ディバイド地域の課題を解消する研究開発(岩手県立大学 村田 嘉利 教授)
概要
プロジェクト:戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)
『有線と無線の組み合わせによる二つのデジタル・ディバイド地域の課題を解消する研究開発』(*1)
(*1):村田教授の本研究はITU Kaleidoscope 2011でも発表されています。
敷設場所:岩手県北上市更木地区

東北地方に多数存在する地上波デジタル放送および高速インターネットのサービスエリア外で、電柱や電線管路の工事を省き、住民自らが光ファイバケーブルを小川や側溝、山地などに直埋設することによりネットワーク敷設コストを抑えることで、過疎地域の情報格差の解消を目指す研究開発にM-PACケーブルをご採用いただきました。
2009年~2010年にかけて岩手県北上市更木地区で実施された検証実験では学生の皆様が中心となり敷設工事が実施され、雪深い同地区で降雪、雪解けなどの環境下でも住民の皆様に地上波TV放送および高速インターネットのサービスを提供することが出来ました。
(岩手県立大学 様:http://www.iwate-pu.ac.jp/)
![]()
(村田教授よりいただいたコメント)
「本フィールド試験は、ケーブル敷設完了が12月下旬になってしまいました。まもなく敷設完了というところで雪が降ってきて、盛岡への帰りは吹雪となり苦労しました。住宅地周辺ではケーブルを埋設することにしたのですが、地上に出したあたりが自家用除雪機で切断されてしまいました。
もう少し広範囲で敷設すればと良かったと反省しています。それ以外ケーブルに関するトラブルはなく、M-PACケーブルは雪や冷たい水のなかでも何ら支障はありませんでした。
また、プロテクターを付けず、道路に直置きしたケーブルを自動車で何度となく踏む実験も行いましたが、ケーブルの外観は傷つきましたが、性能面では何ら支障はありませんでした。」
